量子コンピュータが社会を変える日に向けて

本稿では、米国カリフォルニア州のマウンテンビューにて、2018年12月10日から12日の日程で開催されたカンファレンス、Q2B: QUANTUM FOR BUSINESS 2018 に参加して知ったこと、そして2019年の量子コンピュータ業界の発展に必要なことをまとめます。 Q2Bとは Q2BはQCwareという量子コンピューティングのベンチャーが主催する量子技術とビジネスをつなげるカンファレンスで、今回は昨年2017年に続き2回目の開催です。 ちなみに、

  • Keisuke Fujii
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量子コンピュータ

加速する超伝導量子コンピュータ開発: 量子コンピュータ工学の創生

今回は、JST ERATO中村巨視的量子機械プロジェクト内のグループリーダーとして超伝導量子コンピュータの開発を進める田渕豊氏(量子コンピュータはじめましたで量子コンピュータの作り方も紹介している)に現場の研究者視点から話を聞いた。 DRAMと超電導量子ビット 超伝導量子ビットの説明の前に通常の我々のコンピュータ上でどのようにビット(以降、量子ビットと区別するために古典ビットと呼ぶことにする)が物理的に表現されているか見てみよう。我々のコンピュータ上の情報の保持はDRAM(動的ランダムアクセスメモリ)が担っている。電源をオフにしても情報を保持できるハードディスクドライブと異なり、DRAMはCPUが行う計算のための作業領域として情報の保持に使われる。

  • Keisuke Fujii
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量子コンピュータ

量子コンピュータの挑戦: スーパーコンピュータに勝てるだろうか?

Google、IBM、Intel、そして Microsoftといった巨大IT企業たちが量子コンピュータの開発に熱心になっている。それは量子コンピュータが従来のコンピュータよりも圧倒的な速度で計算を行うことができると期待されているからである。 特に最近では、さまざまな種類の"量子"コンピュータもしくは量子力学から着想を得た専用マシンが登場してきている。しばしば、スーパーコンピュータの〜〜倍速いという言葉でそれらのマシンの性能が謳われたりすることをよく耳にする。

  • Keisuke Fujii
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